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よくあるご質問

一般論のみでは、患者さんの基本的な問いに答えられません。具体的な問題にお答えしたいので、監修者のクリニックのみに適応されるものには、【監修者注】という注釈をつけます。他のクリニックや病院を受診される場合にはお電話などでの問い合わせをお願いします。

Q

背部に感染性粉瘤(おでき)があり、とても痛いです。当日に受診して、痛みを治していただくことは可能でしょうか?

A

【監修者注】可能です。後日のう胞を摘出する手術をする必要がありますが、当日切開排膿することは可 能です。切開することにより痛みが軽減します。

Q

もみあげの部分に皮膚腫瘍(軟線維腫?)があります。切除していただきたいのですが、髪の毛を長期間洗わない事は現実問題として不可能です。何とかなりますでしょうか?

A

【監修者注】手術当日のみは出血の問題があり、洗髪は不可能ですが、手術の次の日からは洗髪は可能です。経験上、手術後の傷跡はきれいな水で洗ってもほとんど感染は起きません。安心して手術を受け ていただいて問題ありません。

Q

皮膚腫瘍を取りたいのですが、夏は化膿しやすいとの話をよく聞きます。手術は秋まで待つべきでしょうか?

A

昔は腫瘍を切除した後で、創部が化膿することがよくあったようですが、近年は抗生物質の進歩や冷房の普及により化膿することが少なくなりました。安心して夏でも手術を受けてください。

Q

レーザー治療や腫瘍切除を受けた後の注意点はありますか?

A

レーザー治療は腫瘍や母斑の色素を選択的に熱による破壊を行うものです。そのため、施術後冷却するとより早く治癒します。当日はなるべくアイスノン、氷、保冷剤などで冷却を行ってください。なお、氷を使う場合には、直接氷を患部に当てないで、タオルなどで覆って冷やしてください。(冷えピタや湿布薬などは使用しないでください)
また、腫瘍切除の後でも適度な冷却をした方が腫れが少なくなって、傷の治りが早くなる場合が多いです。

Q

子供の腕にできものができ、石灰化上皮腫といわれました。手術したいのですが、できれば全身麻酔ではなく局所麻酔でとりたいと思います。今、小学2年生の女の子ですが何歳(何年生)くらいから局所麻酔での手術が可能でしょうか?

A

【監修者注】一概にお答えしにくい問いですが、よく聞かれることです。一般的に小学校3~4年生くらいから局所麻酔での手術が可能になります。ただ、お子さんの性格などにもよりますので一度ご来院のうえ、相談の上手術の時期を決定したいと思います。

Q

背中に粉瘤という腫瘍ができ、とるように言われました。取らないといけないことは分かるのですが、昔から恐がりでなかなか手術に踏み切れません。局所麻酔での手術はどれくらい痛いもので、どれくらい時間がかかるものなのでしょうか?

A

【監修者注】手術の痛みについては、なかなか量を示すことができないので文章にすることが難しいですね。ただ、局所麻酔の注射をするとほとんど痛みはなくなります。(無痛になることが多いです)注射の痛みは一般的に、歯医者さんの麻酔と同じくらいと思っていただければよいと思います。
あと手術時間につきましては、大きさで時間が左右されるので、一概に言えませんが、皮膚手術の専門家である皮膚腫瘍外科指導専門医が行うと、普通の大きさの背中の粉瘤では手術の所要時間は、15分から30分位でしょうか。(特に大きな場合はもっとかかります。また、背中以外で重要臓器のそばなどでも時間がかかる場合があります。)

Q

皮膚腫瘍(何かは分かりません)があり、取りたいのですが、受診したそのときにとれますか?

A

【監修者注】皮膚腫瘍が何か分からないので、はっきりとはお答えしにくいのですが、一般的にメスを使った腫瘍切除(健康保険適応)の場合、受診していただいた日に血液検査などを行い、手術は後日に予約していただくことになります。ほくろなどでレーザー治療を行う場合には当日施術ができる場合があります。予約の空き時間などによりますので電話でご相談ください。

※このホームページの中に書かれている文章はなるべく客観的に書くようにしていますが、一部監修者の主観が含まれています。ご了承ください。